ひらひら きえる|優空
プティまり文庫
『ひらひら きえる』
[著]優空
失恋したのは2ヵ月も前にもかかわらず、ナツはどうしようもない虚無感に襲われていた。……軽く始まった関係だったのに。……こんな遊びは得意だと思っていたのに。……彼を愛してしまっていたなんて。そんなナツに、「忘れさせてやる」と囁くのは、ナツが唯一体の関係を持ち込まない友人、ジェイだった。大切にしたいと思う友だちなのに、ナツは「忘れさせて」とその胸に飛び込んでしまった。それは、間違いだったのか?
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