ユキドケココロビヨリ|桜かずき
プティまり文庫
『ユキドケココロビヨリ』
[著]桜かずき
彼に別の女がいることを知っていても、何度となく待ち合わせに彼が現れなくても、二美(ふみ)は彼に別れると言えなかった。それは、初めて付き合った男だったから。……その日、別の女を連れて待ち合わせ場所に現れた彼に、「身体だけの女だから」と嘲笑され、ようやく目が覚めた二美は、ココロ傷つき、唇をかみ締めた。男はみなそんな目で自分を見るんだと思い込んだ二美は、一人の男の行動に、閉ざした心を動かされる……。
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